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SACHS ザックス

1895年にエルンスト・ザックスにより創業されたザックス社の歴史は、人々の移動の快適化を推し進め、工業製品の性能を大幅に飛躍させた、精密ボールベアリングの製造から始まりました。自動車部品の製造では、小型オートバイ用エンジンの製造、ロータリーエンジンの開発、世界初のトルクコンバーターの発明&製造、ツインクラッチシステム、油圧式車高調整ダンパー、自立車高調整ダンパーなど、120年以上の歴史のなかで自動車の快適性、安全性、環境性能の向上に係わる最先端の技術を常にリードしてきました。

ザックスは各種レースへの部品供給も古くから積極的に行っていました。特に1980年代より活発化したレース界においては、ザックスのレース集団“ザックスレースエンジニアリング(現ZFレースエンジニアリング)”社が飛躍的な活躍をします。ザックスレーシングダンパー、クラッチシステムを装着した、POLO WRCの驚異的な強さは記憶に新しいところですが、ザックスはIMSA、DTM、F1、WTCC、WRC、ラリークロス等々、多くのレースシーンへのパーツサプライを行っており、その性能は多くのレーシングドライバーに「ザックスでなければ勝てない」とまで言わしめたほど。その活躍はモータースポーツ界全体の技術レベルを大幅に押し上げました。

これらのレース活動で得られた、究極の負荷状態での安定した性能の維持、耐久性能、破損部位(適切な破損強度)などの貴重な情報は、ザックスレースエンジニアリング社製品にはもちろん、現在製造される全てのザックス製品に惜しみなく投入され、今後も世界中の人々が快適で安全なドライビングを楽しめるよう更なる探究の手を緩めることはありません。これは創業者エルンスト・ザックスが120有余年前に掲げた理念そのものなのです。